漢字を書くのが苦手でも漢字を嫌いにならないゲーム

なないろ学習塾には文字、特に漢字を書くのが苦手な生徒さんがたくさんいます。

漢字を書くのが苦手、特に読みやすい字を書くことができない(岡山弁でいう「チャラ字」)になる原因として、

1.大雑把な性格の問題、そもそも読める字を書こうという気が無い

2.左利きである 文字のとめ、はらいなどは右手で書く人が合理的に書きやすいようになっている

3.頭の回転が速すぎて、頭の動きと手の動きがリンクしない

4.書字障害の可能性 ディスグラフィアという、他の科目などは問題無いのに、文字を書くことだけがうまくできないという困難さで、学習障害のひとつとされています。書字障害の場合、なまけて字を雑に書いているわけでもなく、知的発達に問題があるわけでもありません。

書字障害の可能性の場合、ただ、がんばっているのにうまくいかないことを周囲に注意されまくって、その結果、問題無い他の勉強のモチベーションまで下がってしまうという二次障害をおこしてしまう危険性があるので、要注意です。

なないろ学習塾では、「できないことを治す」よりも「できることを伸ばす」に重点を置く指導を行います。漢字の場合、書けなくても「読める」「使い方を知っている」状態になれば良いという方針で、ゲームを使った漢字学習を採用しています。

数あるゲームの中でもっとも生徒に受けが良いのが「「漢字」を合わせるゲーム熟語博士」(幻冬舎)です。

小学生で修得する簡単な漢字のカードを2枚組み合わせて熟語を作るという単純なルールですが、これが実におもしろい。

「漢字ドリルするよ」と言うと逃げ出してしまうような生徒も、このカードゲームを見せると途端に前のめりに。

これからの時代、必ずしも字は自分で書くものではなくなってきています。書けるに越したことはありませんが、無理なものは無理。しかし、「書けなくてもいいや!」と開き直るのではなく、「字が書けない自分」をポジティブに受け入れてそのせいで「困難な状況」にならないための方法を考えることだと思います。

漢字を「書く」スキルと「使う」スキルは別物であるということを頭におきながら、「字が書けなくても困らない生き方をみつけようね」という声かけが必要です。


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発達障害・学習障害などの学習特性や不登校のお子様の高校進学をゴールに寄り添う新しい学習塾。奉還町本校では岡山市立後楽館中学校入試対策も実施 2024年4月倉敷教室オープン

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